建設業許可を取るのは難しいのでしょうか?

建設業許可は簡単に取れると聞いた。
うちは○○年近く建設業をやってるから条件は揃っていると思う。」・・・建設業許可を取りたいというお客様の所へ伺った時によく聞く言葉です。
しかし、こうおっしゃっていても、お手元にある書類を見せていただいたり、実際の工事経歴をお伺いすると、多くの場合は建設業の新規許可申請を断念せざるを得ない状況の業者様が多いのが現状です。
建設業許可を取るための要件が全て揃っていて、それらを証明するためのものが全てきちんと残っているのであれば、建設業許可を取るのはそう難しくはありません。

建設業許可を取るためには、許可の要件を満たすだけでなく、それらを証明する書類が残っていることが求められる!

しかし・・・残念なことに、上記のような「恵まれたケース(=建設業許可の要件を満たしていて、証明書類も全て残っているケース)は本当にまれである」というのが現状です。
これまで、建設業許可新規申請のお問合せをいただく中で、建設業許可の申請ができる状態の業者様は全部ではありません。
「うちは要件も揃っているし、大丈夫だと思う」というお客様の所に実際に伺って、聞き取りや残っている書類・揃えられる書類の有無を確認すると、
「ほとんど書類は残ってない」
「そんな要件がいるの?」
「5年前の請求書の控え?もうないなぁ・・」
「○○の業種の許可を取りたいんだけど、え?7年分の実績が必要?実際に工事をやっていた期間はそんなにないよ」
・・・など、「建設業許可は簡単に取れると思っていたが、実は要件・書類が揃っていない」というのが現状です。

どの要件を、どのような書類で証明するのか・・・

経営業務管理責任者の証明については、これまで建設業の経営を行ってきた事業の形態(法人・個人)などで様々な証明のパターンがありますし、専任技術者の証明については資格の免状で証明するのか・実務経験で証明するのか・・・など、これまた、いろいろなパターンがあります。
このように建設業許可要件の証明パターンが多岐に渡ることで、取れるはずの建設業許可がとれなかったり、逆に思わぬ物で建設業許可の要件を証明することができたりする場合もあります。
建設業許可は取れないだろうとあきらめる前に、まずは一度行政書士に相談されるといいのではないかと思います。